不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/9/5

戸建注文住宅、受注金額は上昇傾向/住団連

 (一社)住宅生産団体連合会は30日、2022年度第2回「住宅業況調査」(22年4~6月期)の結果を発表した。

 会員各社の支店・営業所・展示場等の営業責任者を対象に、四半期ごとに住宅市場の業況感についてアンケート調査を実施。総受注棟(戸)数、総受注金額および1棟(戸)当たりの床面積について、今期が前期と比較してどの程度増減したか、次期が今期と比較してどの程度増減するかを5段階で回答してもらい、指数化している。今回のアンケートは7月中旬に回収した。回答数は「戸建注文住宅」が428、「低層賃貸住宅」が161。

 「戸建注文住宅」は、受注棟数がマイナス13(前期プラス4)と下落に転じた。受注金額はプラス22(同プラス17)と上昇傾向が続いた。1棟当たりの床面積はプラス2(同プラス2)と3期連続で変動なし。

 顧客動向については、増加の回答が最も多かったのが「Webの引き合い件数」(31%)で、減少の回答の最多が「見学会、イベント等への来場者数」(58%)だった。

 次期予想は、受注棟数がマイナス11、受注金額がプラス12、1棟当たり床面積がマイナス2。

 「低層賃貸住宅」は、前期比で受注棟数が0(同プラス1)。受注金額はプラス24(同プラス20)、1棟当たり床面積はプラス13(同プラス9)と上昇した。次期は受注棟数がプラス15、受注金額がプラス27、1棟当たり床面積がプラス16を見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。