不動産ニュース / その他

2022/9/26

第三者管理受託サービスの提供を開始/大和LN

 大和ライフネクスト(株)は26日、第三者管理受託サービス「TAKSTYLE(タクスタイル)」の提供を開始したと発表した。

 近年、建物の経年化とそれに伴う管理組合員の高齢化により、「理事のなり手不足」「空き家・賃貸化率の上昇」「管理費等の長期未集金」などの問題が深刻化している。また、「計画修繕に必要な専門知識の不足」「管理組合員間の意見の対立」など管理組合内部の運営課題もあり、「管理組合員が継続的に的確な管理運営をすることには限界がある」といった声が高まっている。
 そこで、同社はマンション管理に精通したプロの人材が管理組合における管理者の役割を担う「第三者管理」を受託することで、的確かつスピーディな管理運営を実現。快適なマンションライフをサポートするとともに、管理組合員の精神的・物理的負担の軽減、マンションの資産価値向上を目指す。

 「マンション管理士」や「管理業務主任者」など国家資格の有資格者で、マンション管理経験も豊富な人材が管理者の役割を担う。また、同サービスを提供する部門、管理の実務を行なう部門(各支社)、マンションの会計を担当する部門(マンション会計部)を明確に分離。互いに牽制機能を持つことで不正を防止する体制としている。さらに、管理業務に関する内部監査を適宜実施。管理組合が同社に業務を発注する場合など利益相反となり得る取引については、原則として管理組合員に対しその経緯・経過を説明し、管理組合総会において承認された上で履行する。

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