三井不動産(株)は6日、英国ロンドン市の大型複合開発事業「サウスモルトン・トライアングル」プロジェクトへの参画を決定したと発表。
英国子会社のMitsui Fudosan(U.K.)LTDを通じ、英国の不動産開発・投資会社のGrosvenor(以下、グロブナー社)と共同事業契約を締結。両社による合弁会社を事業会社として推進する。
開発地は、ロンドン市ウエストエンドに位置するメイフェア地区。同地区は、ハイドパークやグリーンパークといった王立公園に隣接し、地元行政のシティ・オブ・ウエストミンスターから街並保全地区に指定されているエリア。世界中から人、企業、ブランド等が集積し、ロンドンでもっともプライムなエリアの一つ。
参画するのは、同プロジェクトでの中心となる南街区・北街区の2つの街区で、それぞれでエリア最高品質となるオフィススペースや商業店舗を開発する。延床面積は約2万4,000平方メートル。
着工は2023年、竣工は27年の予定。