
国土交通省は11日、共助推進型まちづくりファンド「前橋市アーバンデザインファンド」の設立を発表した。
同事業は、地域のにぎわい創出に向けて、活動や取り組みへの共感を持つ人々の寄付(ふるさと納税)等の資金拠出を受けながら、一定エリア内で自立的に行なわれる民間まちづくり事業に対し、(一財)民間都市開発推進機構(民都機構)のまちづくりファンドの仕組みを通じて助成を行なうもの。2022年度にスタートした。
「前橋市アーバンデザインファンド」は、民都機構が前橋市と共同で資金を拠出して設立。市内に拠点を置く企業家有志からの寄付金を活用しながら、都市利便増進協定等に基づき民間事業者が主体となって実施する馬場川通りの遊歩道公園の親水化や車道の高質化等の事業に対して助成を行なう。