国土交通省は31日、2022年9月の建築着工統計を発表した。
新設住宅着工戸数は7万3,920戸(前年同月比1.0%増)と、2ヵ月連続の増加となった。新設住宅着工床面積は584万4,000平方メートル(同2.8%減)と減少に転じた。季節調整済年率換算値は85万7,000戸(前月比5.1%増)と、こちらも減少に転じた。
利用関係別では、持家が2万2,248戸(前年同月比13.3%減)と、10ヵ月連続の減少。貸家は3万555戸(同8.1%増)で、19ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万766戸(同10.1%増)と、2ヵ月連続で増加した。そのうちマンションは8,386戸(同15.7%増)で、2ヵ月連続で増加。一戸建て住宅は1万2,290戸(同6.8%増)と、17ヵ月連続で増加している。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万6,047戸(同12.9%増)。内訳は持家4,951戸(同9.6%減)、貸家1万1,795戸(同17.1%増)、分譲9,265戸(同24.1%増)。中部圏は総戸数8,146戸(同3.9%減)。内訳は持家3,226戸(同9.7%減)、貸家2,825戸(同10.5%増)、分譲2,059戸(同10.0%減)。近畿圏は総戸数1万2,090戸(同2.8%減)。内訳は持家2,830戸(同16.3%減)、貸家5,318戸(同6.8%増)、分譲3,862戸(同2.7%減)となった。