不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/31

住宅着工戸数、2ヵ月連続の増加/国交省

 国土交通省は31日、2022年9月の建築着工統計を発表した。

 新設住宅着工戸数は7万3,920戸(前年同月比1.0%増)と、2ヵ月連続の増加となった。新設住宅着工床面積は584万4,000平方メートル(同2.8%減)と減少に転じた。季節調整済年率換算値は85万7,000戸(前月比5.1%増)と、こちらも減少に転じた。

 利用関係別では、持家が2万2,248戸(前年同月比13.3%減)と、10ヵ月連続の減少。貸家は3万555戸(同8.1%増)で、19ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万766戸(同10.1%増)と、2ヵ月連続で増加した。そのうちマンションは8,386戸(同15.7%増)で、2ヵ月連続で増加。一戸建て住宅は1万2,290戸(同6.8%増)と、17ヵ月連続で増加している。

 三大都市圏では、首都圏が総戸数2万6,047戸(同12.9%増)。内訳は持家4,951戸(同9.6%減)、貸家1万1,795戸(同17.1%増)、分譲9,265戸(同24.1%増)。中部圏は総戸数8,146戸(同3.9%減)。内訳は持家3,226戸(同9.7%減)、貸家2,825戸(同10.5%増)、分譲2,059戸(同10.0%減)。近畿圏は総戸数1万2,090戸(同2.8%減)。内訳は持家2,830戸(同16.3%減)、貸家5,318戸(同6.8%増)、分譲3,862戸(同2.7%減)となった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

住宅着工統計

住宅の新改築の動向に関する統計で、国土交通省が実施し、その結果は毎月公表されている。住宅の着工状況(戸数、床面積の合計)を、構造(木造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、コンクリート...

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪