不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/2/7

一人暮らしで妥協できる条件「築年数」がトップ

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は7日、「不動産のプロが選ぶ! 一人暮らしで妥協できる住まいの条件・設備ランキング」の結果を公表した。賃貸仲介を主業務としている全国の同社加盟店を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査期間は2022年10月18~25日、有効回答数は623。

 「一人暮らしの住まい探しで妥協しても問題ないと思う条件」について不動産会社に調査した結果、1位は「築年数」(20.5%)。不動産会社から、「築年数が古くても、管理体制やリフォームなどできれいな物件はあるから」「古くても耐震補強をしているところが増えた」などのコメントが多数挙がった。
 2位は「外観のデザイン」(15.9%)で、「外観のデザインはあまり生活に支障がない」「セキュリティや住みやすさを優先したほうがいい」という意見があった。3位の「建物構造(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、木造など)」(10.6%)では、「最近の建物は木造でも耐震性能や防音性能が良くなっており、鉄筋、鉄骨、木造の違いがなくなっている」という声も聞かれた。

 妥協しても問題ないと思う設備については、「追焚き機能付きバス」(22.2%)がトップに。不動産会社からは、「シャワーのみの人が増えていると思う」「一人暮らしなので追焚き機能は不要」といったコメントが見られた。
 2位は「IHクッキングヒーター」(9.8%)。「ガスでも調理はできるから」といったコメントが多数挙がった。3位は「シューズボックス」(8.3%)で、「単身であれば一般的には大型の靴箱やシューズクローゼットが必要なほど靴を持っていないと思う」「シューズラックなどで工夫できる」などの意見が見られた。

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