不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/2/27

既存M価格、19ヵ月連続で前年同月比プラス

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける2023年1月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,491万円(前月比0.3%下落)。エリア別では、東京23区6,905万円(同1.3%上昇)、東京都下4,699万円(同0.1%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,224万円(同0.2%上昇)、神奈川県他3,977万円(同0.9%下落)、埼玉県さいたま市4,468万円(同0.6%下落)、埼玉県他3,574万円(同1.1%下落)、千葉県西部4,199万円(同0.6%下落)、千葉県他3,214万円(同1.3%上昇)だった。

 前月比は、全8エリア中4エリアが下落し、首都圏全体でも1年ぶりの下落となるなど、上昇の勢いはやや弱まった。前年同月比では、全エリアで15ヵ月連続の上昇、東京23区は再び2ケタ(10.1%)の上昇となった。

 既存マンションの1戸当たり平均価格は3,904万円(同0.1%下落)。エリア別では、東京23区4,915万円(同0.3%下落)、東京都下3,204万円(同1.2%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市3,386万円(同0.4%上昇)、神奈川県他2,581万円(同0.1%下落)、埼玉県さいたま市3,493万円(同1.5%上昇)、埼玉県他2,623万円(同0.9%上昇)、千葉県西部2,974万円(同0.6%上昇)、千葉県他2,053万円(同1.1%上昇)だった。

 前月比は、東京23区と神奈川県他がわずかに下落したものの、他6エリアはいずれも17年1月以降最高額を更新しており、上昇傾向が続いた。前年同月比でも、全エリアが19ヵ月連続上昇と、上昇傾向が継続している。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2023年4月号
不動産実務に役立つ情報が満載!
2023年、不動産市場はどうなる?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

ムック売買・賃貸 不動産トラブルQ&A

弁護士が63事例を解説!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/3/1

「海外トピックス」更新しました!

塩でできたエコな宮殿『パラシオ・デ・サル』【ボリビア】」配信しました。
富士山とほぼ同じ高さに広がる世界最大の塩の砂漠、ウユニ塩湖。そのほとりにあるのが、世にも珍しい“塩製”のホテル「パラシオ・デ・サル」です。現地ライターが建設の経緯や建物の特徴などをレポート!