不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/27

地所レジ、東京・多摩市で地産木材使用のマンション

「ザ・パークハウス 聖蹟桜ヶ丘」外観

 三菱地所レジデンス(株)は、「ザ・パークハウス 聖蹟桜ヶ丘」(東京都多摩市、総戸数42戸)の販売を4月中旬より開始する。

 京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅徒歩5分の立地。敷地面積621.29平方メートル。鉄筋コンクリート造地上15階建て。ハンズフリーキーによる認証入館システムとエレベーターが連動するエレベーターセキュリティシステムを採用している。住戸の専有面積は66.92~71.97平方メートル、間取りは2LDK・3LDK。バルコニー面を南西向きとした採光重視の設計に加え、各フロア3戸のうち2戸は角住戸とし、二面開口または三面開口を実現した。販売戸数や価格は未定。

 木材利用の推進を目指す「木の守 PROJECT」の一環で、エントランスホールなどの共用部に地元・多摩産の杉の集成材を採用。さらに国産カラマツとロシア産のラーチ(カラマツ)を原料とした国産型枠合板・ドルフィンコート(SGEC/PEFC認証材)を使用し、第三者証明(認証)を得てトレーサビリティを確保している。型枠コンクリートパネルにも国産材を使用し、トレーサビリティ証明を取得したのは同物件が日本で初。

 三菱地所グループは、オフィスや住宅等の建設時に使用する型枠コンクリートパネルに持続可能性に配慮した調達コードにある木材(認証材並びに国産材)と同等の木材を使用し、2030年までにその使用率を100%にすることを目指している。三菱地所レジデンスでは、新築分譲マンションにおいて、持続可能性に配慮した木材の調達基準にある型枠コンクリートパネルを採用し、トレーサビリティの確保を図る。

 竣工は23年1月。入居開始は23年7月の予定。

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