不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/4/28

22年度の新設住宅着工は再び減少/国交省

 国土交通省は28日、2022年度および23年3月の建築着工統計調査を発表した。

 22年度の新設住宅着工戸数は86万828戸。前年度比0.6%減となり、昨年の増加から再び減少した。新設着工床面積も6,865万1,000平方メートル(前年度比3.5%減)と再び減少した。

 利用関係別では、持家が24万8,132戸(同11.8%減)と昨年の増加から再び減少。貸家は34万7,427戸(同5.0%増)と2年連続の増加となった。分譲住宅は25万9,549戸(同4.5%増)と2年連続で増加。そのうち、マンションは11万3,900戸(同10.8%増)と4年ぶりに増加。一戸建て住宅は14万4,321戸(同0.1%増)と2年連続の増加となった。

 3月の新設住宅着工戸数は7万3,693戸(前年同月比3.2%減)と2ヵ月連続の減少。新設着工床面積は556万8,000平方メートル(同6.5%減)と2ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は87万7,000戸(前月比2.0%増)と、先月の減少から再び増加した。

 利用関係別では、持家は1万7,484戸(前年同月比13.6%減)と16ヵ月連続の減少。貸家は3万2,585戸(同0.9%増)と25ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万3,053戸(同0.4%減)と2ヵ月連続の減少で、そのうちマンションは1万1,378戸(同7.2%増)、一戸建て住宅は1万1,583戸(同6.9%減)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。