不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/5/11

新築小規模戸建て価格、首都圏は反転上昇

 (株)東京カンテイは10日、2023年4月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内。木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,256万円(前月比0.6%上昇)と反転上昇した。都県別では、東京都が6,571万円(同1.8%上昇)と反転上昇。神奈川県は4,712万円(同1.3%下落)と下落に転じた。千葉県は4,402万円(同3.4%上昇)と反転上昇、埼玉県は4,145万円(同1.0%下落)と4ヵ月連続の下落。東京都と千葉県の上昇が首都圏全体の価格を押し上げた。埼玉県は、前年同月比では依然としてプラスの水準だが、下落が続いている。

 近畿圏の平均価格は3,872万円(同2.7%上昇)と反転上昇した。主要府県別では、大阪府が3,748万円(同4.7%上昇)と反転上昇、兵庫県は4,289万円(同2.7%上昇)と2ヵ月連続の上昇。京都府は3,960万円(同2.7%下落)と反転下落した。大阪府が14年4月以降で最高価格を記録し、近畿圏全体でも最高価格となった。

 中部圏は3,889万円(同1.1%下落)。愛知県は3,935万円(同0.8%下落)と2ヵ月連続で下落した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪