不動産ニュース / ハウジング

2023/8/1

「富士」駅前で商業・住宅等の複合開発

「富⼠駅北⼝第⼀地区市街地再開発事業」計画イメージパース

 ミサワホーム(株)は1日、「富⼠駅北⼝第⼀地区市街地再開発事業」(静岡県富士市)が市街地再開発組合設立の認可を受け、再開発組合を設立したと発表した。

 JR東海道本線「富士」駅周辺のにぎわい再生に向けた再開発事業。防災⼒や環境性能、将来の可変性などを備えた住宅と、駅前の利便性・回遊性向上につながる商業・公益施設の複合施設を計画している。同社は、代表企業の静岡鉄道(株)、戸田建設(株)、静鉄建設(株)とともに、事業協⼒者としてこれまで参画してきた。組合設立と合わせて、保留床取得予定者として正式に参加組合員として参画する。

 「富士」駅徒歩1分。再開発エリアは南敷地と北敷地で構成。南敷地は、敷地面積約4,080平方メートルで、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上18階建ての商業施設、専門学校、マンション(総戸数128戸予定)、テラスの複合建築物を開発する。北敷地は、敷地面積約2,040平方メートル。鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上6階建て。商業施設と駐車場で構成された建物を建設する。

 着工は2024年、竣工は28年の予定。

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市街地開発事業

市街地を開発または整備する事業のこと。 具体的には、都市計画法第12条に掲げられた次の6種類の事業を「市街地開発事業」と呼ぶ。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。