不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/9/29

新設住宅着工戸数、3ヵ月連続の減少

 国土交通省は29日、2023年8月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は7万399戸(前年同月比9.4%減)と3ヵ月連続で減少した。新設住宅着工床面積は553万平方メートル(同10.5%減)で7ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は81万2,000戸(同4.5%増)と3ヵ月ぶりに増加した。

 利用関係別では、持家は2万994戸(同5.9%減)と21ヵ月連続の減少。貸家は2万9,364戸(同6.2%増)と先月の増加から再び減少に。分譲住宅は1万9,587戸(同15.5%減)と3ヵ月連続で減少。うちマンションは7,894戸(同26.4%減)と2ヵ月連続の減少、一戸建住宅は1万1,589戸(同6.1%減)と10ヵ月連続の減少となった。

 三大都市圏では、首都圏は総戸数2万5,394戸(同4.1%減)、うち持家4,483戸(同5.7%減)、貸家1万1,330戸(同3.4%増)、分譲9,521戸(同8.7%減)。中部圏は総戸数8,980戸(同1.7%減)、うち持家3,174戸(同3.8%減)、貸家3,188戸(同2.4%増)、分譲2,592戸(同0.7%減)。近畿圏は総戸数1万305戸(同18.8%減)、持家2,658戸(同5.8%減)、貸家4,543戸(同16.0%減)、分譲2,905戸(同33.1%減)だった。

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