野村不動産(株)は29日、タイ東部の経済特区「東部経済回廊(EEC)」内のチョンブリ県バンセンエリアにおいて、高層コンドミニアム「ORIGIN PLAY BANGSAEN」(総戸数491戸)、低層コンドミニアム「ORIGIN PLACE BANGSAEN」(総戸数429戸)の2事業に参画したと発表。
同社は2017年より、タイ大手不動産会社「ORIGIN PROPERTY PUBLIC CO.,LTD.」(以下、「Origin社」)と多数の事業実績を積み重ねており、22年4月にはOrigin社と戦略的提携合意書を締結。タイにおける不動産開発事業の協力体制のさらなる強化・拡大を進めている。
今回参画した2事業は、Origin社の子会社である「ORIGIN NATIONWIDE PUBLIC CO.,LTD.」との共同事業。計画地は、バンコクCBD(中央業務地区)につながる幹線道路とバンセンビーチをつなぐ、バンセンエリアの主要道路沿いに立地する。
「ORIGIN PLAY BANGSAEN」は、敷地面積3,084平方メートル、1棟・地上32階建て。最上階には、プールやフィットネスジム、コワーキングスペース、パーティルームなど多様な共用施設を備える。22年10月に販売開始済み。
「ORIGIN PLACE BANGSAEN」は、敷地面積4,723平方メートル、2棟・地上8階建て。プールやコワーキングスペースのほか、サウナやジャグジー等のウェルネス施設を設ける。販売開始は23年10月の予定。