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2023/11/14

日管協フォーラム完全対面開催、3,130名が来場

3,130名が来場。賃貸管理リーシング推進事業者協議会のセミナーはほぼ満席だった
総務委員会でセミナーを行なった熊切氏は、賃貸実務の現場における「心が折れないメンタル強化法」をアドバイス

 (公財)日本賃貸住宅管理協会は14日、「日管協フォーラム2023」を開催。完全対面の現地開催となった明治記念館(東京都港区)に3,130名が来場した。申込社数は837社、ブース出展は過去最高の56社。特別協賛企業セミナーを含む32のセミナーを実施したほか、賃貸不動産経営管理士試験直前講座も行なった。

 IT・シェアリング推進事業者協議会は、「“管理会社のスペース貸しビジネス”徹底討論会」を実施。基調講演として、Airbnb Japan(株)ホームシェアリング事業統括本部本部長の森 厚雄氏が、各国のシェアリング事情を紹介するとともに、活発化する国内プレイヤーのシェアリング事例などを紹介した。
 引き続き、(株)ユーミーホールディングス執行役員の廣瀬一寛氏をコーディネーターに、森氏、(株)スペースマーケットカスタマーサクセス部部長の高尾友喜氏、(株)リベスト常務取締役の荒井康友氏がパネルディスカッションを実施。管理会社とシェアリング事業者が双方に望むことについて、「客付けが難しい築古・駅から遠い空室物件など、シェアリングによる有効活用で成功事例を作っていきたい」「物件をしっかり見た上でどう活用できるのか、事業者と相談する場を設け、積極的に取り組んでいく姿勢も必要では」などの意見があった。

 今年度設立された賃貸管理リーシング推進事業者協議会は、「選ばれる『管理会社』『仲介会社』~リーシング管理が目指す未来~」をテーマにディスカッションを行なった。パネラーの同協議会会員各社は「選ばれる会社」について、「スマートエージェント化」「オーナーに寄り添った事業展開」「人にしかできないコトの追求」「あの人に聞けば『すべて分かる』というスペシャリストの育成」「部屋探しで終わらない接点」などのキーワードを提示。今後について、「若い人材が働きたいと思える業界にしたい」(誠不動産(株)代表取締役・鈴木 誠氏)、「地域課題を解決するための事業展開を行なえる会社に」((株)高知ハウス代表取締役社長・和田英知氏)、「仲介、管理の役割・業務の整理が必要」((株)豊後企画集団代表取締役・佐藤 洋氏)などの抱負が挙がった。

 総務委員会は、「現場実務最前線! 重たい賃貸トラブルの乗り越え方2023」をテーマに、ベルデホーム(株)代表取締役の熊切伸英氏が登壇。「AI・DXの進化等、最新のテクニックで仕事が楽になるのは大歓迎だが、『人』を相手にする仕事においては『感情』の分野がさらに重要性を増していく」と言及し、現場実務者の「心が折れないメンタル強化法」を紹介した。
 「相手の感情や発言、態度をコントロールすることはできないし、信頼関係を作れるかどうかは結果論に過ぎない。結局のところ、自分自身を鍛えることことが辛い出来事を乗り越える有効なテクニックとなる。重たい悩みごとは、考え方を変えて心を楽にするべき」とアドバイスした。

大規模修繕会社や一般社団法人など、これまでにない分野からの申し込みがあり、過去最高の56社がブース出展した

この記事の用語

DX

情報通信技術やデータを活用して、事業の内容や進め方を抜本的に変革すること。英語のdigital transformationの略。

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