不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/2/6

23区オフィス空室率は3.38%に改善

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は5日、2024年1月のオフィス空室マンスリーレポートを発表した。調査対象は、東京23区内にある延床面積300坪以上のオフィスビル。

 東京23区のオフィス空室率は3.38%(前月比0.03ポイント低下)、賃貸面積のうちの募集面積の割合を示す募集面積率は4.96%(同0.06ポイント低下)となった。

 エリア別の空室率は、都心5区は3.20%(同0.05ポイント低下)、周辺18区が3.95%(同0.03ポイント上昇)。募集面積率は、都心5区が4.76%(同0.07ポイント低下)、周辺18区が5.61%(同0.01ポイント低下)。

 都心5区の区別では、空室率が高い順に、中央区4.17%(同0.01ポイント上昇)、港区4.11%(同0.15ポイント低下)、新宿2.53%(同0.27ポイント低下)、渋谷区2.20%(同0.04ポイント上昇)、千代田区2.06%(同0.10ポイント上昇)。

 規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が3.47%(同0.08ポイント低下)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.27%(同0.04ポイント上昇)。募集面積率は、大規模ビルが5.30%(同0.16ポイント低下)、中小規模ビルが4.56%(同0.08ポイント上昇)となった。

 空室面積は33万2,000坪(同1万2,000坪減)。空室増減量は、増加が3万7,000坪(同3,000坪増)、減少が4万9,000坪(同6,000坪増)と、減少が増加を上回った。

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