(独)住宅金融支援機構は24日、2024年1~3月分および23年度のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を公表した。
同年度の付保申請戸数は1,626戸(前年度比8.5%減)、付保実績戸数は1,382戸(同10.5%減)、付保実績金額は218億円(同8.5%減)だった。
また、24年1~3月の付保申請戸数は359戸(前年同期比10.9%減)、付保実績戸数は352戸(同17.4%減)、付保実績金額は60億4,000万円(同8.6%減)。期末の取扱金融機関数は88(同3機関増)だった。
申込者の平均年齢は69.5歳で、年収は359万円。年金受給者が53.2%と最も多く、次いで会社員(25.1%)、会社役員(6.7%)となった。
資金使途は、注文住宅(32.6%)、戸建てリフォーム(22.3%)、新築マンション(15.9%)、借り換え(15.6%)、既存マンション(8.4%)など。資金計画については、平均所要額が3,009万円、融資額が1,643万円、毎月の支払額が3万8,000円。利用タイプは、ノンリコース型が99.2%となった。
なお、リ・バース60の累計付保件数は7,919戸と8,000戸に迫っている。付保申請金額も累計1,248億円となった。