不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/6/10

首都圏既存マンションの成約数、12ヵ月連続プラス

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2024年5月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は2,845件(前年同月比3.9%増)と12ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では東京都1,536件(同6.3%増)、神奈川県650件(同2.7%減)、埼玉県329件(8.9%増)、千葉県330件(2.5%増)と、神奈川県のみ前年同月を下回った。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は76万3,000円(同7.5%増)となり、前年同月比で49ヵ月連続のプラス。平均専有面積は63.35平方メートル(同1.6%減)。

 新規登録件数は1万5,088件(同3.3%減)と3ヵ月連続で前年同月を下回った。在庫件数は4万5,603件(同0.4%減)とほぼ横ばいながら、28ヵ月ぶりに前年同月比でマイナスに転じた。

 既存戸建ての成約件数は1,096件(同1.4%減)と、6ヵ月ぶりに前年同月を下回った。平均成約価格は3,864万円(3.8%増)と、4ヵ月連続で上昇している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。