(公財)不動産流通推進センターは20日、2024年5月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。
新規登録件数は32万8,791件(前年同月比2.9%減)と、2ヵ月連続で減少した。成約報告件数は4万4,925件(同2.6%増)となり、13ヵ月連続の増加。総登録件数は84万8,370件(同0.2%増)と、14ヵ月連続の増加となった。
売り物件については、新規登録件数11万7,118件(同4.7%増)と、17ヵ月連続の増加。成約報告件数は1万5,053件(同8.3%増)となり、12ヵ月連続での増加となった。総登録件数は41万5,855件(同14.2%増)で、24ヵ月連続で増加した。
賃貸物件は、新規登録件数が21万1,673件(同6.7%減)となり、減少が27ヵ月続いている。成約報告件数は2万9,872件(同0.0%減)と、小幅ながら2ヵ月連続で減少した。総登録件数は43万2,515件(同10.4%減)で、21ヵ月連続で前年同月を下回った。
売り物件の取引態様別件数は新規登録のうち媒介契約が7万5,391件(同3.8%増)。内訳は専属専任媒介が1万1,368件(同7.0%増)、専任媒介が3万9,270件(同8.4%増)、一般媒介が2万4,753件(同3.9%減)となった。売り主は3万9,898件(同7.2%増)、代理は1,829件(同9.9%減)。
成約報告については、媒介契約は1万2,272件(同8.5%増)。そのうち専属専任媒介が2,462件(同6.6%増)、専任媒介が8,003件(同9.1%増)、一般媒介が1,807件(同8.6%増)となった。売り主は2,737件(同8.4%増)、代理は44件(同30.2%減)となった。