国土交通省は30日、2024年7月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万8,014戸(前年同月比0.2%減)、新設住宅着工床面積は520万6,000平方メートル(同3.2%減)と、共に3ヵ月連続で減少した。季節調整済み年率換算値は77万3,000戸(前月比1.0%増)と、3ヵ月ぶりに増加した。
利用関係別では、持家が1万9,858戸(前年同月比4.0%減)となり、32ヵ月連続で減少した。貸家は3万1,546戸(同4.6%増)と、3ヵ月ぶりの増加。分譲住宅は1万6,164戸(同4.8%減)で、3ヵ月連続の減少。マンションは6,070戸(同4.7%増)と増加に転じたが、一戸建て住宅は9,973戸(同9.9%減)と21ヵ月連続の減少となっている。
三大都市圏別では、首都圏が総戸数2万3,521戸(同5.6%増)。内訳は、持家4,257戸(同6.3%増)、貸家1万1,586戸(同4.0%増)、分譲7,591戸(同6.9%増)。中部圏は総戸数8,049戸(同2.9%減)、持家3,045戸(同2.0%減)、貸家2,957戸(同2.5%減)、分譲2,022戸(同5.1%減)。近畿圏は総戸数1万527戸(同0.1%減)、持家2,592戸(同3.1%減)、貸家5,264戸(同7.6%増)、分譲2,581戸(同11.6%減)だった。