不動産ニュース / 開発・分譲

2024/9/5

東京・千駄ヶ谷に複合ビル/中央日土地

「(仮称)渋谷区千駄ヶ谷3‐13計画」イメージ

 中央日本土地建物グループ(株)は5日、同社子会社の中央日本土地建物(株)が複合ビル「(仮称)渋谷区千駄ヶ谷3‐13計画」(東京都渋谷区)を着工したと発表した。

 東京メトロ副都心線「北参道」駅徒歩2分、JR山手線など「代々木」駅徒歩9分など4駅6路線の利用が可能。アパレル系企業が集積し、小・中規模の事務所と高級住宅が混在するとともに、物販・飲食店が点在。近年では建て替えにより機能更新が進んでいるエリアとなる。

 敷地面積は約362平方メートル。建物は鉄骨造地上8階建て。延床面積は約1,812平方メートルで、事務所・サービス店舗等で構成する。
 メインエントランス、2階店舗へのアプローチとなる外部階段は明治通りの交差点に面して設け、建物の存在感と視認性を確保するとともに、店舗フロア(1~2階)のピロティの壁面は天井部に木素材を使用し、温かみのある空間を演出する。

 サービス店・事務所フロアとなる3~8階は、明治通りに面して緑化バルコニーを設置。貸室の通風・採光を確保し、貸室内の快適性を向上させる。なお、貸室は効率的に利用できる無柱・整形空間とし、各階に会議室(約4坪)を設ける。

 竣工は2025年12月の予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。