
日鉄興和不動産(株)は9日、物流施設「(仮称)LOGIFRONT(ロジフロント)尼崎V」(兵庫県尼崎市)を着工したと発表。近畿圏第6弾で、住友大阪セメント(株)を土地所有者とする借地スキームを使い、1棟利用の専用物流センターとして開発する。
阪神高速道路5号湾岸線「尼崎東海岸」IC約1.8km、同3号神戸線「尼崎東」IC約4.5km。24時間操業可能な工業専用地域に位置する。敷地面積は約6,611平方メートル。鉄骨造4階建てBOX型で、延床面積は約1万3,808平方メートル。
外壁は、ダークグレーのモノトーン調を基調としたデザインを採用。各階の有効階高は7.0mを確保。将来は2分割でも利用可能なプランとする。荷物用エレベーターを2基、垂直搬送機・乗用エレベーターを各1基設置。休憩室、喫煙室、シャワー室、ドライバー用トイレなども装備する。
グループ会社である日本製鉄(株)と協働して、独自のグリーンスチール採用やソリューションによって、同施設において鉄鋼生産から施工時におけるCO2排出量を約9%削減できる見込み。
竣工は2026年1月末の予定。