不動産ニュース / その他

2025/3/4

長谷工、BIMと生成AIを融合した新システム

システム活用概念図

 (株)長谷工コーポレーションは2月28日、燈(株)と共同で、長谷工版BIM(マンションに特化した3次元建物モデル)と燈の持つ生成AI(大規模言語モデルシステム)技術を組み合わせた新システムを構築したと発表した。

 同社は、長谷工版BIMの構築により、2020年度に設計段階、21年度には施工段階での導入体制を確立している。一方、建設現場の所員が設計図書を読み込み、技術情報を正確に把握するためには習熟が必要で、時間を要していた。

 同システムは、チャット形式の質問により長谷工版BIM内の設計図書データから瞬時に必要な情報を検索・取得することが可能。これにより、建設現場での設計図書確認の効率化を実現する。

 使用する際は、PC画面に長谷工BIMを活用した3次元設計モデルが表示され、チャット形式で質問をすると瞬時に回答を得ることができる。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。