不動産ニュース / 仲介・管理

2025/4/15

窓口にAIエージェントを試験導入/東急コミュ

 (株)東急コミュニティーは15日、堺市営住宅管理センターの窓口に対話型AIエージェントを試験導入したと発表した。 

 (株)ティファナ・ドットコム(東京都目黒区、代表取締役社長:森 博也氏)が提供する「AIさくらさん」シリーズの「アバター接客さくらさん」を導入。入居者や入居希望者からの問い合せに自動で対応する。外国語(英語・中国語・韓国語)での同時翻訳機能も備わっており、外国人入居者への対応も可能。一次対応で完結しない問い合わせについては、職員が遠隔で応じることもできる。

 入居者向けの対応例としては、家賃の支払方法の変更や各種申請・退去手続きのサポート。入居希望者向けでは、入居条件や空室情報の確認方法の説明を想定している。

 今回の試験導入は、顧客からの問い合わせに対する一次対応にAI技術を活用することで、職員の業務効率化を図ると共に、公営住宅入居者や入居希望者などの利便性を向上させることが目的。同社は今回の実証実験を通じて、公営住宅窓口業務のDX事例としてサービスを確立させていく。さらに、対面での窓口対応に加え、電話やオンラインでの対応にもAIを活用していく。

管理センターの窓口

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。