不動産ニュース / 開発・分譲

2010/3/31

大阪北ヤードが着工/大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト開発事業者

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト全体イメージパース
大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト全体イメージパース

 大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト(大阪北ヤード)を推進する開発事業者12社(エヌ・ティ・ティ都市開発(株)、(株)大林組、オリックス不動産(株)、関電不動産(株)、(株)新日鉄都市開発、住友信託銀行(株)、積水ハウス(株)、(株)竹中工務店、東京建物(株)、日本土地建物(株)、阪急電鉄(株)、三菱地所(株))は31日、同プロジェクトの新築工事に着工したと発表した。

 同プロジェクトは大阪市北区深町ほかに位置し、A(敷地面積約1万571平方メートル)・B(同約2万2,680平方メートル)・C(同約4,666平方メートル)の3ブロックで構成される。

 Aブロックでは、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造地上38階地下3階・塔屋1階建て、延床面積約18万7,800平方メートルの事務所、商業施設が建設される予定。
 Bブロックでは、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造、南タワーが地上38階地下3階・塔屋1階建て、北タワーが地上33階地下3階・塔屋2階建て、延床面積約29万5,100平方メートルの事務所、ナレッジキャピタル、商業施設、ホテル・サービスアパートメント、コンベンションが建設される予定。
 Cブロックでは、鉄筋コンクリート造・鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上48階地下1階・塔屋2階建て、延床面積約7万3,800平方メートルの分譲住宅が建設される予定。

 アジア・世界へのゲートウェイとして、国際的な情報・人材の集積・交流拠点の形成をめざす。また、同プロジェクトは公民連携によって推進されており、都市再生特別地区、民間都市再生事業計画、住宅・建築物省CO2推進事業の適用を受けている。
 まちの中核機能である「ナレッジキャピタル」には、会員制ビジネスクラブ「ナレッジサロン」、イベント・情報発信の舞台となる「ナレッジプラザ」のほか、約3,000人が収容できるコンベンション施設を導入する。
 また、Aブロックタワー部とBブロックタワー部には、関西エリア最大級のフロア面積となる、2,700平方メートルを超える無柱のオフィス空間を整備する。

 竣工は2013年3月の予定。

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