建物と人をつなぎ、まちの魅力を残す
国内外から多くの観光客が訪れる北海道小樽市。明治期から現在に至るさまざまな建物が混在したまち並みが特徴的で、観光の中心である小樽運河近くでは古い倉庫だった建物が飲食店や駐車場として再生されている。
国内外から多くの観光客が訪れる北海道小樽市。明治期から現在に至るさまざまな建物が混在したまち並みが特徴的で、観光の中心である小樽運河近くでは古い倉庫だった建物が飲食店や駐車場として再生されている。
人口減少や少子高齢化の影響で、私鉄各社は沿線に人を呼び込むため、沿線の活性化に力を入れている。不動産業に関連する部分も大きいことから、当コーナーでも度々取り上げてきた。
「二宮団地」(神奈川県中郡)は、昭和40年代に、神奈川県住宅供給公社(以下、公社)が72haの里山に開発した一戸建てと中層住宅のニュータウン。高度成長時代で住宅不足の当時、同団地はサラリーマン世帯憧れの新興住宅地だった。
今や社会的問題にまでなっている「空き家・空き地問題」。2015年施行された「空き家対策特別措置法(空き家特措法)」を機に特定空き家の除却や「空き家バンク」による空き家流通などが全国で進んでいるものの、社会的問題を抱える空き家数は340万戸ともい...
現在、住宅ストック数約6,060万戸に対し、空き家の数は約820万戸といわれ、空き家の増加は社会問題となっている。空き家と聞くと、一戸建てが頭に浮かびがちだが、昨今は団地の空き家増も深刻化しつつあるという。
空き店舗が増加し次第に寂れていく商店街。建築設計、不動産業を営む(株)ビルススタジオ(栃木県宇都宮市)代表取締役の塩田大成氏は、こうした商店街の一つだった栃木県・宇都宮市の「もみじ通り」商店街を復活させたことで知られる。
今春、日本初の分譲マンションといわれる築63年の「宮益坂ビルディング」(東京都渋谷区)の建て替え工事が着工する。工事を受注したのは旭化成不動産レジデンス(株)。