不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/12/1

10月期の物流施設賃料水準は上昇基調に/一五不動産情報サービス調査

 (株)一五不動産情報サービスは11月30日、2016年10月期の「物流施設の賃貸マーケットに関する調査」結果を発表した。延床面積または敷地面積が1万平方メートル以上の賃貸物流施設を四半期ごとに調査しているもので、対象は東京圏306棟、関西圏73棟。

 東京圏の空室率は5.0%(前期比0.5ポイント上昇)。新規供給は40万6,000平方メートルだったのに対し、新規需要は31万9,000平方メートルにとどまり、3四半期ぶりの需給緩和となった。募集賃料は1坪当たり4,140円で、前期(4,000円)から上昇している。

 関西圏の空室率は4.5%(同0.9ポイント上昇)。新規供給は32万9,000平方メートルで2四半期連続で過去最大を更新。新規需要も28万4,000平方メートルと調査開始以来最大となり、需給両面で活発な賃貸マーケットとなった。募集賃料は1坪当たり3,470円となり前期(3,390円)に比べ上昇。下落基調からやや反転した。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。