不動産ニュース / 団体・グループ

2017/5/16

新会長にハウスメイト・江連氏/サブリース協

江連
新会長に就任することが決まった江連氏

 (公財)日本賃貸住宅管理協会サブリース事業者協議会は15日、通常総会を開催。2017年度の事業計画案や規約変更、役員人事報告などを議決・承認した。

 総会では、14年から会長を務めていた池谷義明氏(旭化成不動産レジデンス(株)代表取締役社長)の任期満了による勇退と、(株)ハウスメイトパートナーズ代表取締役会長・江連三芳氏の新会長就任が報告された。就任は6月。

 江連氏は総会の冒頭挨拶し、「この協議会も、通常総会が9回目、会員は85社を数える。サブリース業界は変化の時代。着工が伸び、賃貸住宅ストックが増える中で、空き家・老朽物件・生産緑地法問題・民泊等といった新たなビジネスチャンスが生まれている。業界の成長・発展に向けて、賃貸市場のデータ整備やサブリースの諸問題への対応が不可欠だ」と語った。

 また、会長を退く池谷氏は「任期中の3年間は、さまざまな報道もあり、われわれも反省すべき点があった。業界をしっかりとリードし、ユーザーに支持される業界にしなくてはならない」と話した。

 17年度事業計画では、重点研究テーマとして(1)賃貸住宅管理業者登録制度の普及・推進、(2)サブリース事業における業務研究などを行なっていく。また、継続して研究していくテーマとして、地方におけるサブリース事業のあり方を探っていく。

池谷
会長を勇退する池谷氏

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サブリース

賃借人が第三者にさらに賃貸することであるが、特に、住宅の管理を手がける事業者が賃貸住宅の所有者から住宅を一括して賃借し、それを入居者にさらに賃貸するという賃貸住宅経営の方法をいうことが多い。この場合、一括して賃借する事業者を、サブリース事業者または特定転貸事業者という。

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