不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/6/6

苦情相談件数、前年度比横ばい/管理協

 (一社)マンション管理業協会は6日、2016年度(16年4月~17年3月)の苦情相談受付状況を発表した。

 同年度の苦情相談受付件数は6,589件(前年度比0.3%減)。相談内容別では、管理組合関係が5,165件(同4.0%増)が最も多く、全体の59.0%(同0.5ポイント上昇)を占めた。相談者では、管理会社(会員)が3,904件(同2.8%増)と全体の59.3%を占めたが、管理組合役員は841件(同15.0%減)と減少。一方、管理組合役員以外の居住者は933件(同3.0%増)と、増加傾向にある。

 相談項目別では、マンション標準管理規約の改正もあり、管理規約・細則関連が2,570件(同10.7%増)、シェアは29.3%(同2.0ポイント上昇)と増加。総会・理事会運営関連は1,001件(同1.8%減)、シェア11.4%(同0.6ポイント下落)と減少した。マンション管理適正化法関連は1,347件(同4.9%増)、シェア15.4%(同0.3ポイント上昇)と増加した。

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マンション標準管理規約

分譲マンションなどの区分所有建物における管理規約について一定のガイドラインを示すために、国土交通省(旧・建設省)が作成したマンション管理規約のモデルのこと。当初は「中高層共同住宅標準管理規約」という名称であったが、2004(平成16)年1月に見直され、現在の名称となっている。

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