不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/9/21

首都圏既存M価格、わずかに上昇

 (株)東京カンテイは21日、2017年8月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を発表した。

 首都圏の既存マンション平均価格は3,566万円(前月比0.1%上昇)とわずかに上昇したが、16年11月以降、3,500万円台半ばでの安定推移が続いている。都県別では、東京都4,828万円(同変化なし)、神奈川県2,825万円(同変化なし)と横ばい。前月に1%程度上昇していた埼玉県は2,151万円(同0.1%上昇)、千葉県も1,959万円(同0.5%上昇)と、上昇が鈍化した。季節要因も相まって、全域的に価格動向に目立った変化はみられなかった。

 近畿圏の平均価格は2,111万円(同0.5%下落)と、4ヵ月ぶりの反転下落に。大阪府は、大阪市をはじめ豊中市や吹田市でも下落したことで、2,887万円(同0.4%下落)となった。兵庫県でも1,844万円(同0.4%下落)と再びマイナスとなったが、1,800万円台半ばの価格水準を維持している。

 中部圏の平均価格は1,722万円(同0.4%上昇)。愛知県も1,849万円(同0.8%上昇)と再び上昇したことで、上昇傾向が続いていた6月の価格水準をともに上回った。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。