不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/9/28

中古M価格天気図、上昇傾向が緩む

 (株)東京カンテイは28日、2017年8月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。

 47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 「晴」は10地域で、前月(8地域)から増加。「雨」は3地域から6地域に増加。「曇」は12地域から10地域に減少した。「小雨」は13地域から10地域に減少。「薄日」は11地域で変化はなかったが、最多となった。

 全国で天候が改善したのは9地域で前月(12地域)から減少し、6月以降、回復傾向が緩んでいる。横ばいが27地域→30地域に増加、悪化は8地域と変化がなかった。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は17地域から22地域に増加した。

 地域別では、東北地方で強含む結果となった。一方、無風状態が続いていた三大都市圏では、近畿圏でマイナスにふれる変化がみられたものの、全体的には価格動向は停滞傾向となっている。

 天気図については、公表資料参照。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。