不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/10/10

8月の受注工事高、3ヵ月ぶりの減少

 国土交通省は10日、2017年8月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同月の受注高は、6兆6,435億円(前年同月比9.1%減)と3ヵ月ぶりに減少した。うち元請受注高は4兆5,822億円(同2.3%減)、下請受注高は2兆613億円(同21.3%減)といずれも減少。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆3,924億円(同7.6%減少)、民間等からの受注高は3兆1,898億円(同0.2%増)であった。

 公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、1兆3,655億円(同0.1%減)で7ヵ月ぶりの減少。うち「国の機関」からは3,958億円(同6.3%減)、「地方の機関」からは9,698億円(同2.6%増)。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は6,386億円(同4.3%増)で、3ヵ月連続の増加。工事種類別で受注工事額が多いのは「住宅」の1,451億円、「事務所」の1,331億円、「工場・発電所」の1,163億円であった。

 土木工事および機会装置等の工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は5,227億円(同13.6%増)で、5ヵ月連続の増加。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。