JLLは7日、2018年2月末時点の東京Aグレードオフィスの空室率・賃料を発表した。
対象となるのは東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する1990年以降竣工の新耐震基準に適合したオフィスビル。延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階以上。
Aグレードの空室率は2.1%(前月比0.4ポイント下落)と、5ヵ月連続で2%台の低位で推移した。企業の移転需要が依然堅調であり、赤坂・六本木を含むサブマーケットで空室率が低下した。
1坪当たりの月額賃料は3万6,809円(同0.1%上昇)。大手町・丸の内で賃料上昇がみられ、その他のサブマーケットでの賃料は安定的に推移した。