不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/30

野村不参画の川口の再開発組合設立が認可

「川口栄町3丁目銀座地区第一種市議地再開発事業」南西方向より鳥瞰パース

 野村不動産(株)は30日、埼玉県川口市で推進している「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」において、市街地再開発組合設立の認可を受けたと発表した。

 JR「川口」駅東口から東へ約300mに位置する約1.1haの区域に、商業業務施設、都市型住宅等の整備を行なう。建築面積約5,430平方メートル、延床面積約6万6,420平方メートル。住宅建設の目標戸数は約475戸。

 銀座通り商店街に面した低層部分を主体に、商業・業務施設を配置。高層部分には、定住型を主体とした都市型住宅の整備誘導を図ることで商店街の活性化に寄与するとともに、高齢化社会を見据えたバリアフリー等の施設や整備を充実させる。
 また、建物の不燃・耐震化により防災性を向上させ、大規模災害時にも対応できる防災設備を設置。地域貢献施設等の整備や歩行者空間の充実なども予定しており、良好な中心市街地環境の形成を図る。

 今後は、権利変換の策定に向け、行政、地権者と協力しながら早期の事業化を目指していく。権利変換計画認可は2019年3月、施設建築物工事の着手は同年12月、工事完了公告は23年3月の予定。

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