不動産ニュース / 政策・制度

2018/8/21

サステナブル建築物等先導事業に採択/ミサワH

 ミサワホーム(株)と同社グループの販売会社6社は、国土交通省の「平成30年度(第1回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の「LCCM住宅部門」に採択された。

 「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」は、省CO2の実現性に優れた、先導的な住宅・建築プロジェクトを支援するもの。
 「LCCM住宅部門」は今回からの新部門で、住宅建設時のCO2排出量も含めたライフサイクルを通じて、CO2収支をマイナスにするライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅の建築プロジェクトが支援対象。省CO2と両立する地震時の機能確保や、健康性・快適性の向上に関する提案も評価に含む。

 同社は、LCCM性能に加え、独自開発のIoTライフサービス「LinkGates(リンクゲイツ)」を用いてエネルギーの最適利用を促すことで、省CO2を実現。また、独自開発の被災度判定計「GAINET(ガイネット)」や、制震装置「MGEO(エムジオ)」等により、地震時の生活機能継続を実現するなどの提案が評価された。

 今回の採択によって、同社グループが新設する戸建住宅(50戸相当)に、1戸当たり最大125万円の補助額が支給される。

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LCCM住宅

住宅の建設から解体までの間(ライフサイクル)における二酸化炭素排出量がマイナスとなる住宅をいう。Life Cycle Carbon Minus住宅の略。

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