不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/10/3

景気DI、不動産は2ヵ月ぶり低下/TDB

 (株)帝国データバンク(TDB)は3日、2018年9月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。調査対象は2万3,101社、有効回答数は9,746社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は、49.4(前月比0.1ポイント低下)で、3ヵ月ぶりに悪化した。相次ぐ災害によって被災地域を中心に景況感が悪化した一方、旺盛な建設需要が下支えした。

 業種別にみると、10業界中4業界が改善し、6業界が悪化した。「不動産」は50.7(同0.4ポイント低下)で2ヵ月ぶりの低下。今年4月以降、51前後での推移が続いている。「建設」は53.8(同0.7ポイント上昇)で5ヵ月連続の改善となった。

 企業規模別では、「大企業」が51.4(同0.2ポイント低下)、「中小企業」は48.9(同0.1ポイント低下)、「小規模企業」は48.4(同変化なし)。「小規模企業」は横ばいだったものの、「不動産」では物件価格の高止まりや金融機関の融資厳格化が悪材料となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。