不動産ニュース / 団体・グループ

2018/11/30

富山で良質住宅の認定制度が発足

 (一社)安心R住宅推進協議会(代表理事:三津川 真紀氏)は、富山県内の主要金融機関と連携して良質な住宅を認定する「富山既存安心住宅」制度をスタートする。

 同協議会富山支部(支部長:森藤正浩氏[正栄産業(株)代表取締役社長])が中心となって策定した認定基準をクリアした既存住宅に対して、(株)北陸銀行、(株)富山銀行、(株)富山第一銀行の3行が金利優遇などを付与する。県内での良質なストックの流通促進に寄与するのが狙い。国土交通省の2016年度「住宅ストック維持・向上促進事業」の採択も受けている。

 基準策定には、各金融機関も参画し、富山県の気候など地域特性も考慮した2系統10条件30項目の基準を定めた。基準に沿って既存住宅を採点・評価し、レベル1~5(5が最高評価)にラベリング。評価は、それぞれの項目ごとに最高3点で評点を付ける。基礎情報や瑕疵担保責任、コンプライアンスといった、同協会が「必須」と定めた各項目において、1つでも評点が1.0以下だった場合は認定不可とする。基準や評価マニュアル等については、不動産会社等の求めに応じて公開していく。三津川氏は、「安心R住宅は非常に高い性能を持っていますが、認定要件を満たした住宅は数が少ない。そして、満たしていなくても将来に向けて継承できる住宅は数多い。本制度は、そうした住宅を適正に評価していくことで、ユーザーが安心して購入できる住宅を増やしていく試みです」と語る。

 このほか、建物維持管理計画を策定するための仕組みや、地域性を加味したインスペクションの仕組みも設けており、「しっかりと維持保全された建物が、インスペクションを経て、再生・リフォームされ、適切に評価・査定され、流通し、金融や保険の裏付けを受けることができ、さらに維持管理の仕組みもしっかり残るという取引フローができる」(森藤氏)。

 19年4月の住宅ローン商品の発売により、事業が本格スタート。5月頃に初の取引を見込む。初年度は4~5件程度の認定住宅の取引件数を見込む。「今回の取り組みは既存住宅の適正な評価がポイント。地方圏は既存住宅価格が下がり続けているため、適正価格を提示することによって一定の歯止めになってくれるのではと期待している」(同氏)。

新着ムック本のご紹介

防災・復興ハンドブック<改訂版>

不動産管理会社・
賃貸住宅オーナーのための
防災・復興ハンドブック
<改訂版>

自然災害に備えて!手元に常備しておきたい一冊です。 540円(税込・送料無料)

ご購入はこちら

講座のご紹介

不動産コンサルティング技能試験合格コース

令和元年度 アットホームスタディ不動産コンサルティング技能試験合格コース
「総合講座」

不動産コンサルティング技能試験唯一の試験対策講座です。 定価37,800円(税込)

詳細はこちら
NEW

?~\~H?~H~J?~M?~K~U?~T??~A?~@~Z

月刊不動産流通 月刊誌 2019年6月号 日々の実務に役立つ情報満載です

改正ポイントをチェックして、実務にお役立てを!

ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムック防災・復興ハンドブック<改訂版>

自然災害に備えて!手元に常備しておきたい一冊

価格: 500円(外税)

お知らせ

2019/5/10

「記者の目」更新しました

築古建物、息を吹き返せるかどうかはアイディア次第」を更新しました。
昨今、遊休化した社宅物件を再生、活用する動きが各所で見られる。今回は、再生が困難なはずの築古の社宅・社寮物件を、持ち前の発想力、マーケティング力で人気物件へと生まれ変わらせた事例を紹介!