不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/1/23

18年レインズ新規登録、前年比増に

 (公財)不動産流通推進センターは22日、2018年(1~12月)の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。

 同年の新規登録件数は553万9,631件(前年比3.2%増)、総登録件数は83万9,366件(同3.0%減)となった。

 物件別では、売り物件の新規登録件数は178万3,307件(同10.9%増)。マンション・一戸建て住宅、土地・住宅外全部・住宅外一部のすべてでプラスとなった。成約報告件数は18万2,009件(同1.3%増)、総登録件数は35万244件(同8.0%増)といずれも上昇した。
 新規登録売り物件の取引態様別物件数は、専属専任が22万8,919件(同4.1%増)、専任媒介56万6,866件(同14.2%増)、一般媒介49万4,464件(同3.9%増)。専属専任と専任媒介で全体の44.6%(同0.1%増)を占めた。

 賃貸物件の新規登録件数は375万6,324件(同0.1%減)とマイナスに。総登録件数は48万9,122件(同9.6%減)となった。

 なお、18年12月分の新規登録件数は43万1,393件(前年同月比4.4%増)と、前年同月比では18ヵ月連続のプラス、前月比では2ヵ月連続のマイナス(7.3%減)となった。成約報告件数は4万6,496件(同2.6%増)と3ヵ月連続のプラス、前月比では2ヵ月連続のマイナス(同3.5%減)。総登録件数は83万9,366件(同3.0%減)で33ヵ月連続のマイナス、前月比で9ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 物件別では、売り物件の新規登録件数が15万603件(同18.3%増)、成約報告件数が1万5,007件(同1.3%増)といずれもプラス。総登録件数は35万244件(同8.0%増)と、前年同月比で20ヵ月連続のプラスとなったが、前月比では9ヵ月ぶりにマイナス(3.4%減)に転じた。
 賃貸物件は、新規登録件数が28万790件(同1.8%減)と、前年同月比で4ヵ月連続のマイナス。成果報告件数は3万1,489件(同3.2%増)と、前年同月比で3ヵ月連続のプラスとなった。総登録件数は48万9,122件(同9.6%減)と、前年同月比で44ヵ月連続のマイナス。

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