不動産ニュース / 開発・分譲

2019/3/25

ロンドン中心部で大規模オフィス開発/三菱地所

「(仮称)8 Bishopsgate」完成予想イメージ

 三菱地所(株)は25日、イギリス・ロンドンで、大規模オフィスビル開発「(仮称)8 Bishopsgate」を着工したと発表した。

 同事業は、金融機関やプロフェッショナルファームをはじめ、多様な企業が集積するロンドンの中心部に立地する2棟のオフィスビルを一体で建て替えるもの。現地の子会社である三菱地所ロンドン社を通じて開発する。

 敷地面積約3,460平方メートル。建物は、地上51階地下3階塔屋1階建て、延床面積約8万5,000平方メートル。3~11階までの低層フロアは約1,700平方メートル、12~26階の中層フロアは約1,300平方メートル、27~48階の高層フロアは約750平方メートルと、それぞれ異なる面積のオフィススペースを用意し、幅広いテナントに対応する。賃貸可能面積は、従前の2棟合計の約2.8倍となる見込み。

 外装の全面ガラス張りに環境性能とメンテナンス性に優れた素材を用いるほか、雨水を中水として再利用するなど環境面に配慮し、現地の建築環境評価でExcellentを取得する見込み。また、働き方の多様化をサポートするために、屋外テラスや共用ワークスペース、交流施設等も整備する。

 竣工は、2022年末の予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。