不動産ニュース / 団体・グループ

2019/4/24

東京ビル協が80周年。新会長に木村惠司氏

「会員とともに90年、100年と新しい歴史を刻んでいきたい」と抱負を述べた木村新会長

 (一社)東京ビルヂング協会は23日、日本工業倶楽部会館(東京都千代田区)で定時総会を開催。2018年度事業報告、同年度決算、19年度事業計画・予算を承認。役員改選期にあたり、新会長に木村惠司氏(三菱地所(株)特別顧問)を選任した。

 19年度は、ビル事業の推進に必要な租税特別措置の確保、都市再生の促進、都市の防災性向上、地球環境対策に資する税制の創設・拡充などを基本方針として取り組み、これらに関する補助制度の創設・拡充を要望していく。会員ビルの耐震性能を向上させるため、国や都の耐震化推進施策の普及啓発に努める。改正民法が20年度から施行されることに対応し、「オフィスビル標準賃貸借契約書」の改定版を公開する。

 また総会終了後には、協会創立80周年を記念した祝賀パーティが行なわれ、小池百合子東京都知事をはじめ、来賓230名が参加した。冒頭挨拶した木村新会長は「創立80年という歴史ある協会の会長に就任することとなり、身が引き締まる思い。ビルに求められる機能は、より高度に多様化している。令和の幕開けに80年という節目を迎えたが、会員の皆様と一致団結して、これから90年、100年と新しい歴史を刻んでいきたい」などと抱負を語った。

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