不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/7/18

既存マンション成約、3四半期連続の増加

 (公財)東日本不動産流通機構は18日、2019年4~6月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 当期の首都圏中古(既存)マンション成約件数は9,679件(前年同期比3.6%増)と、3四半期連続で増加した。地域別では東京都4,676件(同0.2%減)、埼玉県1,075件(同8.3%増)、千葉県1,189件(同3.0%増)、神奈川県2,368件(同8.3%増)。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は52万6,700円(同1.9%上昇)で、13年1~3月期以来26四半期連続で上昇。平均成約価格は3,365万円(同1.0%上昇)と、12年10~12月期以来27四半期連続での上昇となった。新規登録件数は5万694件(同2.8%減)と7四半期ぶりに減少した。

 既存戸建ての成約件数は3,387件(同3.9%増)と4四半期連続で増加。平均成約価格は3,132万円(同0.7%上昇)となり、3四半期ぶりに上昇した。

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指定流通機構

指定流通機構とは、宅地建物取引業者間で不動産情報を交換するために、宅地建物取引業法第50条の2の5の規定により、国土交通大臣が指定した公益法人のことである。 全国では地域ごとに次の4つの公益法人が「指定流通機構」として指定されている。

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