不動産ニュース / 開発・分譲

2019/7/18

インドでオフィスビル用地を取得/住友不

 住友不動産(株)は17日、インド・マハラシュトラ州ムンバイ市の新都心BKC地区で、エリア最大級のオフィスビル用地を取得したと発表した。

 ムンバイは、銀行や商社も多く集積するインド経済中枢の都市。BKC地区は、マハラシュトラ州政府が特別開発機関(MMRDA)を設立して、空港に最も近いビジネス街として整備を進めてきた。

 取得した土地は1万2,486平方メートル。日本の経済協力により整備が進められるインド高速鉄道(新幹線)の新駅予定地から徒歩8分に立地。建設中のメトロ新駅からも徒歩7分。ムンバイ大都市圏開発庁より、80年の借地権として取得。取得価格は、売却手続きに定められた最低価格223億8,000ルピー(1ルピー=1.6円換算で約358億円)となる。

 近年ムンバイ中心部では、新しいオフィスビル供給が少ない一方、国内大手企業の成長や外資の進出により、オフィス需給が逼迫。同社は、取得した敷地で東京グレードの最新鋭オフィスビル開発を行ない、長期保有の賃貸事業に取り組んでいく。

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