不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/7/25

首都圏新築戸建て、成約価格変動なし

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2019年6月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての平均成約価格は、3,550万円(前月比変動なし)。東京23区が敷地面積の拡大等により5,131万円(同1.8%上昇)、神奈川県も3,687万円(同0.8%上昇)と2ヵ月連続のプラス。千葉県は2,869万円(同1.6%上昇)もプラスに転じた。東京都下が低額物件の需要増等で3,463万円(同6.2%下落)と首都圏平均価格を割り込んだ。埼玉県は3,119万円(同1.5%下落)とマイナスだった。

 09年1月を100として算出した成約価格指数も100.3(同変動なし)で、2ヵ月連続で100を超えた。

 既存マンションの成約価格は2,722万円(同1.9%下落)とマイナスに転じた。これは、千葉県1,484万円(同13.5%下落)と埼玉県は1,861万円(同12.6%下落)の大幅下落によるもの。神奈川県も2,321万円(同4.9%下落)とマイナスだった。一方、東京23区は3,696万円(同1.6%上昇)とプラスに転じ、東京都下は2,825万円(同10.5%上昇)は2ケタ増となった。

 1戸当たりの成約価格指数は136.6(同2.8ポイント下落)、1平方メートル当たりの成約価格指数は147.9(同0.4ポイント下落)と、いずれもマイナス。

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