不動産ニュース / 開発・分譲

2019/8/29

三井不、大阪のオフィスビルに交流できる共用部

「CUIMOTTE」完成イメージ

 三井不動産(株)は、同社が開発したオフィスビル「中之島三井ビルディング」(大阪市北区)で、2002年の竣工以来初となる、大規模なリニューアルを実施。新たな共用スペースを9月2日にオープンする。

 「つながる」をコンセプトに、魅力的な食事を提供する飲食機能の充実と、多様な働き方をサポートする場を一つの空間に混在させ、豊かなワークスタイルの実現を目指した。リニューアルに当たり、同ビルのワーカーを対象に複数回ワークショップを開催、要望を反映した。

 4階には入居者向けの共用スペース「CUIMOTTE(クイモッテ)」を設ける。バリエーション豊富なメニューを提供するダイニングのほか、ワークスペースとして、約2,000冊の書籍を用意するライブラリーや、大小4部屋の会議室、集中ブースを設置。朝から夜まで利用できるカフェ&バーエリアなどを用意。コンシェルジュを常駐させ、ワーカー同士のビジネスマッチングをサポートする。
 1・2階には、来館者の待合場所および簡単な商談ができるスペースや大会議室、ワークショップで要望が多かった、プライベート感のあるワークスペースを設置する。
 なお、オフィスビル内で、大規模なコミュニティスペース等を設置するのは、関西圏では初の試み。

 また、将来にわたって価値ある場であること、次世代のワークスタイルを牽引していくことを目指し、AIを活用したデータ収集・解析による、最適なワークスペースの創出や、エリア活性化を目的としたイベントの開発も行なっていく。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。