不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/9/12

都心5区オフィスビル空室率、横ばいで推移

 三鬼商事(株)は12日、8月の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査結果を発表した。

 東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は1.71%(前月比変動なし)だった。
 新築ビルは、満室稼働の大規模ビル含む4棟が既存ビルの区分にシフトしたほか、一部で募集面積を残したまま竣工したビルがあったことから、空室率が7.64%(同3.49ポイント上昇)に上昇。
 既存ビルは、新築ビルへの移転に伴う解約や募集開始の動きがあった一方、大型空室で成約が進み、空室率は1.59%(同0.05ポイント低下)となった。
 1坪当たり平均賃料は2万1,784円(同119円増)と、68ヵ月連続の上昇。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は2.13%(同0.13ポイント低下)と4ヵ月連続で低下。統合や拡張移転、立ち退きビルからの移転に伴う成約が見られ、空室面積はこの1ヵ月で約2,800坪減少した。
 1坪当たり平均賃料は、1万1,657円(同34円増)と、32ヵ月連続での上昇。

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