不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/10/10

都心5区オフィスビル空室率、小幅に低下

 三鬼商事(株)は10日、9月の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査結果を発表した。

 東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は1.64%(前月比0.07ポイント低下)だった。大型成約の動きは少なかったものの、解約の影響も小さく、東京ビジネス地区全体の空室面積は1ヵ月で小幅に減少した。
 竣工1年未満のビルの成約が進み、新築ビルの空室率は6.19%(同1.45ポイント低下)となった。既存ビルは、成約・解約ともに大型の動きは少なく、空室率は1.56%(同0.03ポイント低下)となった。
 1坪当たり平均賃料は2万1,855円(同71円上昇)と、69ヵ月連続の上昇。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は2.00%(同0.13ポイント低下)となった。自社使用に伴う募集中止や、立ち退きビルからの移転などの成約の動きが見られ、また、解約の動きも少なかったことによる。現空面積は、1ヵ月で約3,000坪減少した。
 1坪当たり平均賃料は、1万1,670円(同13円上昇)と、33ヵ月連続での上昇となった。

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