不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/2/27

既存マンション価格天気図、「薄日」が大幅増

 (株)東京カンテイは25日、2020年1月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンションの流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は、「晴」が9地域(前月13地域)に増加。「雨」は2地域(同3地域)に、「曇」は11地域(同17地域)と、いずれも減少した。「小雨」は6地域(同6地域)と横ばい、「薄日」は19地域(同8地域)と大幅に増加し最多となった。

 全国で天候が改善した地域は14地域(同17地域)で減少。横ばいは24地域(同21地域)で増加、悪化は9地域(同9地域)で横ばいだった。

 47都道府県のうち、前月比価格が下落した地域は22地域(同19地域)に増加。東北地方が前月から引き続き強含み、天気回復地域が増加。弱含みが続いていた北陸甲信越地方は強含みに転じた。三大都市圏では、近畿圏で価格の下落傾向がみられた。

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