不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/4/20

レインズ総登録、17年ぶりに売りが賃貸上回る

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2019年度および20年3月の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同年度の新規登録件数は459万4,532件(データ集計範囲の変更により前年度比はなし)で、月平均38万2,878件(同)が登録されている。物件別では、売り物件の新規登録件数は169万3,283件(同)、賃貸物件は290万1,249件(同)だった。

 年度末時点の総登録件数は75万3,042件(前年度比3.8%減)となった。売り物件の総登録件数は38万3,876件で、全体の51.0%を占めた。賃貸物件の総登録件数は36万9,166件となり、17年ぶりに売り物件が賃貸物件の件数を上回った。

 売り物件の成約報告件数は18万7,176件(同1.1%増)。

 新規登録物件の取引態様別物件数は、専属専任媒介が19万9,854件(構成比11.8%)、専任媒介53万7,381件(同31.7%)、一般媒介43万9,646件(同26.0%)。

 なお、20年3月の新規登録件数は、41万8,296件(前月比5.8%増)となり、2ヵ月ぶりの増加。成約報告件数は6万4,467件(前年同月比9.6%減、前月比4.2%増)。

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指定流通機構

指定流通機構とは、宅地建物取引業者間で不動産情報を交換するために、宅地建物取引業法第50条の2の5の規定により、国土交通大臣が指定した公益法人のことである。 全国では地域ごとに次の4つの公益法人が「指定流通機構」として指定されている。

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