不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/5/12

東京都心Aクラスビル、4万円前後で天井感

 三幸エステート(株)は12日、(株)ニッセイ基礎研究所と共同開発した成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」(2020年第1四半期(1~3月)版)を公表した。

 東京都心部のAクラスビル(延床面積1万坪以上、基準階床面積300坪以上、築年数15年以内)の1坪当たり賃料は、3万8,739円(前期比3,503円下落)となり、再び4万円を下回った。空室率は0.6%(同変化なし)と、00年第1四半期の統計開始以来となる最低値で推移しており、強い品薄感が続いている。一方で、高額賃料の物件と中心に借り手側の賃料負担力との間で乖離があるケースも見られ、4万円前後で天井感が広がりつつある。なお、新型コロナウイルスの影響が表れるのは来期以降と見られる。

 Bクラスビル(基準階面積200坪以上でAクラスに含まれないビル)は、1坪当たり賃料が2万1,941円(同580円下落)と、2期連続で下落した。Aクラスビルと比較して相対的な割安感を背景に賃料は上昇傾向にあったが、Bクラスビルについても天井感が広がる兆しが見え始めている。空室率は0.4%(同0.2ポイント低下)だった。

 Cクラスビル(基準階面積100坪以上で200坪未満、築年数制限なし)は、1坪当たり賃料が2万1,152円(同1,019円上昇)。2万円を上回る水準が3期連続となり、08年第3四半期に記録した最高値(同2万1,175円)が目前となっている。空室率は0.6%(同変化なし)と横ばいとなった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2023年3月号
不動産実務に役立つ情報が満載!
賃貸仲介・管理業の10年後
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

ムック売買・賃貸 不動産トラブルQ&A

弁護士が63事例を解説!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/2/1

「海外トピックス」更新しました!

まるで動くマンション!いまRV市場が熱い【アメリカ】」配信しました。
アウトドア大国アメリカで近年売り上げを伸ばすのが、キャンピングカー(RV)。コロナ禍に伴うリモートワークの浸透や、インフレによる家賃高騰などを受け、幅広い世代でブームとなっている。現地ライターがその裏側を取材!