不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/5/29

4月の住宅着工、6.9万戸と10ヵ月連続減

 国土交通省は29日、2020年4月の建築着工統計を発表した。

 同月の新設住宅着工戸数は6万9,162戸(前年同月比12.9%減)と、10ヵ月連続で減少した。新設住宅着工床面積は571万1,000平方メートル(同12.4%減)で9ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は79万7,000戸(前月比12.0%減)となり、3ヵ月ぶりに減少した。

 利用関係別では、持家が2万1,015戸(前年同月比17.4%減)で、減少は9ヵ月連続となった。貸家は2万4,976戸(同15.4%減)となり、20ヵ月連続の減少。分譲住宅は2万2,557戸(同3.6%減)と6ヵ月連続で減少した。分譲住宅のうち、マンションは1万723戸(同2.3%増)、一戸建住宅は1万1,665戸(同8.1%減)となった。

 三大都市圏別では、首都圏は総数2万4,903戸(同13.1%減)で、内訳は持家4,295戸(同18.3%減)、貸家9,613戸(同19.1%減)、分譲住宅1万741戸(同3.6%減)。中部圏は総数8,982戸(同10.9%増)で、内訳は持家3,301戸(同4.1%減)、貸家2,519戸(同0.4%減)、分譲住宅3,139戸(同61.4%増)。近畿圏は総数1万30戸(同15.7%減)で、内訳は持家2,446戸(同25.7%減)、貸家3,639戸(同13.7%減)、分譲住宅3,780戸(同13.4%減)だった。

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住宅着工統計

住宅の新改築の動向に関する統計で、国土交通省が実施し、その結果は毎月公表されている。住宅の着工状況(戸数、床面積の合計)を、構造(木造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、コンクリート...

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