不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/8/24

東京グレードAオフィス、賃料下落フェーズに

 JLLは24日、世界主要都市のオフィス賃料動向を示した「オフィス プロパティ クロック(不動産時計)2020年第2四半期」を発表した。

 東京のAグレードオフィス賃料は、ピークである12時を超え、12年第1四半期以来8年ぶりに「賃料下落」フェーズに突入した。大阪のAグレードオフィス賃料は、14年第3四半期から6年連続で「賃料上昇」フェーズを維持している。

 同社は、「コロナ禍で企業活動が制限されたこと、先行きに対する企業の慎重姿勢を反映し、既存・新規・将来供給に対しする需要が急速に減速。東京・大阪ともに空室率は1%未満の低い水準を示しているにもかかわらず、東京の賃料は下落に転じ、大阪の賃料上昇率は前期比で1%を割り込む水準。ただし、投資家の投資意欲に大きな変化は見られない」と分析している。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。